略歴

ガシアン•ルレイは、卓越した感受性を備えたヴィオラ奏者であり、聴衆と感情的なつながりを自然に生み出す力を持っています。

ソロおよび室内楽のレパートリーに情熱を注ぎ、タベア・ツィマーマン、ローレンス・パワー、今井信子、アレクサンダー・ゴードン、ハルトムート・ローデらのもとで研鑽を積み、ヴィルクローズ、キジアーナ、スタウファーといったアカデミーに参加しました。2025年にはスイスの名高いヴェルビエ・アカデミー・ソリスト・プログラムに選抜され、マテ•スーチュ、イザベル・カリシウス、アントワーヌ・タメスティのもとで研鑽を積みました。

これまでに「Un Été en France」、ソメ・ミュジコー・ド・グシュタード、コルマール国際音楽祭、エヴィアン音楽祭、グシュタード・メニューイン音楽祭、パブロ・カザルス音楽祭、インコントリ・イン・テッラ・ディ・シエナ、イースター音楽祭などに招かれ、ゴーティエ・カプソン、ルノー・カプソン、クレメンス・ハーゲン、樫本大進といった著名な音楽家たちと共演してきました。演奏は、ジュネーヴのヴィクトリア・ホール、ロールのロゼ・コンサートホール、エヴィアンのラ・グランジュ・オ・ラック、コダレのサン=ミシェル・ド・キュクサ修道院などで行われています。

室内楽においては、ミゲル・ダ・シルヴァ、ガーボル・タカーチ=ナジ、ヴァレンティン・エルベン、ブルーノ・ジュランナからインスピレーションを得ています。ジュネーヴ高等音楽院(HEM)オーケストラの首席ヴィオラ奏者として、ペーテル・エトヴェシュ、ハインツ・ホリガー、ピエール・ブルーズ、マルクス・シュテンツといった著名な指揮者のもとで演奏しました。第77回ジュネーヴ国際音楽コンクールのフルート・室内楽部門セミファイナルでは、アンドレ・ジョリヴェの《リノスの歌》を演奏しています。2026年には、ヴィオラ奏者アヴリ・レヴィタンが創設したムゼティカ・インターナショナル・プログラムに参加し、通常クラシック音楽に触れる機会の少ない人々のために、各国で演奏活動を行うことに取り組んでいます。

ガシアンは7歳でフランスのティオンヴィル音楽院にてヴィオラを始めました。17歳で経済社会系バカロレアを取得後、ミゲル・ダ・シルヴァのクラスに入学し、ジュネーヴ高等音楽院(HEM)にて2022年に学士号を取得。その後ロールのインターナショナル・メニューイン・ミュージック・アカデミーに進み、両機関で研鑽を続けました。2年間にわたりジェラール・コセおよびイヴァン・ヴクチェヴィッチに師事し、スイスおよびイタリアでメニューイン・ソリスツと共演しました。2024年にはHEMにてソリスト特化型演奏修士号を取得し、3回の修士リサイタルすべてで最高評価を得るとともに、特別賞アルベール・リュラン賞を受賞しました。ソリストおよび室内楽奏者としてのキャリアには教育と継承が不可欠であるとの信念から、HEMにて音楽教育学の第二修士課程も修了しています。

また、パリ国立高等音楽院にてフランソワ•グネリおよびジャン・シュレムのもとで研鑽を積み、演奏家ディプロマを取得しました。

トネッティ財団国際コンクール第2位を受賞し、スイスのヒルシュマン財団およびラーン文化基金の支援を受けています。プラハのオスカル・ネドバル国際ヴィオラ・コンクールではセミファイナリスト、ジュネーヴ国際音楽コンクールではクォーターファイナリストとなりました。

さらに、ゴーティエ・カプソン財団およびサフラン財団の奨学生でもあります。2017年製ヴィルジニー・ペゼ・ベルトン作のヴィオラと、2021年製ジョルジュ・テフォ作の弓を使用しています。

2025年9月より、ミゲル・ダ・シルヴァの指導のもと、エリザベート王妃音楽院のアーティスト・イン・レジデンスとして研鑽を続けています。